キリロム工科大学大学院は、日本のソフトウェアエンジニアが世界基準の評価・報酬を得るために設立された教育機関です。グローバルでのキャリア形成に欠かせない英語力と技術力を着実にアップデートする環境を整え、 急激に変化する社会に貢献するIT人材の育成を通じて、エンジニアが心身ともに豊かな人生を歩める社会づくりに貢献します。まずは動画をご覧ください。

エンジニアが海外で通用するスキルを身につける2年間

1. ソフトウェアエンジニアリングの修士を取得

本学では週末のオンライン授業のみでソフトウェアエンジニアリングの修士を取得できます。米国ではエンジニアは誰でもなれる職業ではなく、採用面談のタイミングで業務と合致した学歴が求められます。グローバル市場での仕事獲得に向け、修士課程は欠かせない武器になります。

2. 仕事で使う英語を集中的に

入学時に英語が流暢でなくても、英語を使う意思とエンジニアとしての技術力を重んじます。在学中は英語での授業、実践的なプロジェクトへの参画を通じて、英語での業務遂行力を効率的かつ徹底的に鍛えます。英語でのプロジェクト経験があることで、修了後は即戦力として海外で力を発揮できる確率が高まります。

3. 各国の寮で英語で共同生活

暮らす場所を変えてみる。自分を変革する有効な手段です。修士号と、仕事で使える英語を身につけると同時に、本学が展開する各国の寮で他のエンジニアや学生と共に共同生活を送ることで、キャリアだけでなく、ご自身の人生を見つめ直す2年間となるでしょう。

設立の背景

IT技術の進歩が著しい第4次産業革命の時代において、日本は世界に周回遅れの状況であることをご存知でしょうか。インターネットの登場以降、世界が英語で接続され、英語によるオープンイノベーションが世界を席巻した結果、英語を日常で使うことのない日本の技術力およびプレゼンスの低下は著しいものがあります。

日本の現状

出典:未来人材ビジョン – 経済産業省
出典:未来人材ビジョン – 経済産業省
出典:未来人材ビジョン – 経済産業省
出典:我が国におけるIT人材の動向 – 経済産業省

こうした事実をもとに、本学は、世界で活躍する日本人エンジニアが極端に少ないことを危惧し、この問題を解決する1つの選択肢として、英語でソフトウェアエンジニアリングの修士号が取得できるキリロム工科大学大学院、および、より効率的な英語習得に特化したエンジニア実践英語コースを開始しました。

多くのエンジニアが英会話スクールに通っても実務で使う英語を習得できない日本の現状とあるべき姿のギャップを埋めることを使命とし、これまで培った非英語圏の学生へのエンジニア教育での成功体験をベースに、日本のITエンジニア向け教育メソッドを開発しています。

求める人物像

本学(キリロム工科大学大学院テクノロジーマネジメントコース)の使命と目的は、「日本のITエンジニアの能力を解放し、世界のどこでも世界基準の評価・報酬を得られる人材を育成すること」です。
エンジニアとしての技術を武器に社会で活躍・貢献したいと考え、自ら挑戦できる人を待っています。 急速に変化する社会システムの中で、自分の人生を豊かにする挑戦を、キリロム工科大学大学院は応援します。

将来は世界を舞台に活躍する意欲のある人材

Web3の波に代表されるように、今後は個が活躍する自立分散型の時代です。大きな経済発展を遂げるASEAN地域はもちろん、世界各地に英語で実務ができるIT人材がチャンスを得られる環境が広がっています。修了後はそのようなフィールドでダイナミックに活躍したい方に、本学にチャレンジしてほしいと考えます。

多様性を尊重できる人材

ひとたび日本を出れば、そこには日本人とは異なる様々な人々が暮らしています。人種、言語、宗教、文化など、日本人同士では容易に分かり合え、うまくいくことも、多様性のあるチーム環境の中では難しいことが多くあります。そのような環境を通じ、将来ビジネスを行う上で必要なリーダーシップを身に付けたいと考える方を求めています。

未来の社会を良くすることに関心がある人材

産業革新(インダストリー4.0)の時代において、IT の知識・スキルはあらゆる産業にで必要となります。キリロム工科大学大学院では、自らの技術を武器に、これからの社会変革をリードしたいと考える方を求めています。

机の上だけではない実践的なスキルに関心のある人材

本学では、座学で学んだことを自ら実践し、経験として理解していくことに関心のある人材を求めています。修士号修了に向けても、海外のエンジニアと英語を使ってプロトタイプの開発を行ったり、海外企業からの実際のITプロジェクト案件を行うことで、そのスキルを実践的に磨いていきます。多様性のあるチームの中で、各々の専門的なスキルを上げることに限らず、実際の社会で求められている力を総合的に身に付けていくことができます。